【負け続ける理由】平均と収支がズレる?パチンコ・スロットの確率に過去は関係ない

パチンコ・スロットで
なぜ負け続けてしまうのか

機械割、ペイアウト率、ボーダーラインなどの
「平均値」がカギを握っているのですが
ここで重要なことが一つあります。

実は
「平均値」と
「みなさんの収支の結果」は
どんどんズレていきます

この記事で分かること
  1. 確率に過去は関係ない(その①)
  2. だからどんどんズレていく

これをメインに話していきます!

※今回はシリーズ物で、その⑤まで続きます!

【関連動画】

記事と同様の内容が動画でも見られます。
取り組みやすい方をお選びください。

【結論】

先に結論をまとめるとーーー

このグラフのように真ん中の点線「理論平均値」に対して
みなさんの「収支の結果」は2回目のグラフのように「ズレ」ていき
理論平均値に「収束はしません

だから平均値になることを期待していても
そんな展開にならず負けてしまいます

読者の皆様

よくわからない・・・

助手:モンキー君

ちょっとややこしいからね・・・(;^_^A
今回はグラフを使って
イメージで分かりやすく話していくよ!

保全士:ひろのぶ

今回のポイントは「確率に過去は関係ない」ということ
ここを重点的に話していきます!

目次

【説明1】確率に過去は関係ない

まず知っている人も多いかと思いますが
確率に過去は関係ありません。

確率機であるパチンコ・スロットは
回った瞬間にその都度抽選している

これは言い換えると
過去がプラスだろうがマイナスだろうが
「打つ結果に全く影響しない」ということ。

たとえばコイントス

あなたがコインを10回連続で投げ、すべて「裏」が出て10連敗したとします。
この結果、あなたは「次はさすがに表が出るだろう」と考えます。
しかし、次に投げる11回目のコインが「表」である確率は、
依然として50%であり、10連敗したという過去の事実によって
その確率は一切変わりません

これと同じでパチンコ・スロットの確率は
電源を入れ直しても
あなたが10万回転負けていても
決して変わりません

で、ここまでは知っている人も多く

読者の皆様

まぁそうだろうね


って話なのですが
問題は冒頭で見て頂いたこのグラフ

これは1回目の結果が青色の線で、大きなマイナスになった時、2回目はこのままいくと理論平均値に戻るのかどうか分かりませんよね?

でも平均値に収束するのであれば戻るのではないかと思いませんか?

実はこれはさきほどのコイントスと
理屈は一緒だったりします。

【説明2】グラフはシミュレーション結果

まずそもそもこのグラフはなんなのかって話ですが
このグラフは次の内容で作った
全く同じスペックのシミュレーション結果です。

【内容】

  • 1/300で大当たり
  • ラッシュ突入50%
  • 確変継続50%
  • ボーダーライン16.7回転
  • 1万回転×10回の計10万回シミュレーション
保全士:ひろのぶ

イメージとしては10人が同じ台を打って
完全に運による差でこれだけの違いが発生している感じです。

助手:モンキー君

みなさんはこの中の1つを抽選で選ばれているようなイメージです

そしてこれを1セットとして
1回目、2回目と繋げたのがさきほどのこれです

【説明3】パチンコ・スロットの場合

これをコイントスと同じように考えてみるとこうなります

あなたがパチンコを打って、大当たり平均以下、ラッシュも連続で外し、1回目のセットで大負けしたとします。

この結果あなたは
「次はさすがに勝てるだろう」と考えます。

しかし次の2回目のセットで「プラス」である確率は依然として1回目と同様であり
大負けしたという過去の事実によって
その確率は一切変わりません

ここまではグラフになっただけでコイントスと同様ですので

読者の皆様

まぁそうだろうね


って話です。

でもこれは
どれだけ続けても失った過去のマイナス分が埋まって
理論平均値に近づくわけではないってことです。

なぜなら2回目の時点で
基準がすでに変わっているから。
もし収支が平均値に収束するなら
2回目はこの基準に収束することになります

保全士:ひろのぶ

これは打つたびに
どんどん基準が変わっている
と捉えると分かりやすいかも。

【説明4】長く打てば理論平均値に戻る?

でも、こうは思いませんか?

読者の皆様

2回じゃなくて長期間打てば「収支は理論平均値に近づくんだろう?」

保全士:ひろのぶ

ここがややこしいポイント
収支が平均値に近づくという理屈は一切ありません

これはなぜかというと
さきほどのコイントスと一緒です

新たな基準から
上がるのか
下がるのか
平均くらいになるのか
どうなるのか分かりません

そして理論平均値は過去の話
ですのでこれからどう進むかに
一切影響を与えない

保全士:ひろのぶ

ということは
「収支が理論平均値に近づく理屈は一切ない」ということ

助手:モンキー君

これは回数がどれだけ増えても一緒だね

それどころか一度理論平均値から離れた場合
近づくかどうかは運任せ・・・
ではなく逆に高確率で「近づきません」

【問題】新たな疑問

そしてここで一つ新たな疑問が生まれます。

読者の皆様

高確率で「近づかない」って言っていたけど
どういうこと?

保全士:ひろのぶ

今回はプラスにならないと
理論平均値の軸にグラフは近づきません

読者の皆様

でも確率は収束するんだよね?

保全士:ひろのぶ

確率は収束するけど
みなさんが思っている結果にはならないかも(;^_^A

助手:モンキー君

次はこの疑問を晴らすために
平均値の収束について話していきます!

保全士:ひろのぶ

また、平均値と収支の話でまだ分からない人も
今回は一部しか話せていませんので
続きを見ればもっと分かると思います。

助手:モンキー君

最後には「勝ち続ける・負け続ける理由」
も話すのでぜひご覧ください!

【まとめ】

助手:モンキー君

今回はここまで!

今回の内容

  • 確率は過去がプラスだろうがマイナスだろうが
    コイントスと一緒で「打つ結果に全く影響しない」
  • 1回目は理論平均値が基準
    2回目以降では「基準が変わる」
  • 新たな基準では理論平均値は過去の話
  • 収支の結果は理論平均値には
    高確率で「近づかない」

これがパチンコ・スロットで
「平均値」と
「みなさんの収支の結果」が
どんどんズレていく理由になります

次回

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