自己紹介
はじめまして、「ゆるやめ」管理人のひろのぶです。
この記事では私自身がどのような経緯があってこのブログを作ったか、このブログで何を伝えたいのかを少し書かせてもらいました。
興味のある方や、このブログの思いが伝われば嬉しいです。
私の経験
工場現場のトラブル担当者
私はこれまで約20年、機械保全士として工場現場の“トラブル”と向き合ってきたサラリーマンです。
いわば、「機械の命を守る裏方」として、配線の不具合やシステムのエラーと日々格闘する仕事。
異常を見つけ、原因を探し、再発を防ぐ──
そんな現場での、論理的な思考が私のベースになっています。
でも実は、自分自身の“脳内工場”には、見過ごしてきた不備がたくさんありました。
ギャンブル依存で人生が崩れかけた20代
特に20代前半～30代前半にかけて、私はギャンブル依存症という回路の暴走に巻き込まれ、
気づけば借金200万円、心も生活も壊れかけていました。
「なぜやめられないのか」
「自分は頑張ったけど我慢できない」
「自分はもう終わっている」
──そんな自己否定でいっぱいだった当時の私に、修理マニュアルなんてあるはずもなく、ただただ苦しんでいました。
思考の転換：「この衝動は故障した“機械”かもしれない」
でもある日、ふとこう思ったんです。
「もしこの衝動や思考の癖が、“故障した機械”だったら直せるんじゃないか？」
よく考えたら、機械の不具合には必ず原因がある。それを調べて、対応して、また動かす──それが私の仕事。
なのに、なぜか自分自身のことになると、調べもせず、原因も探らず、ただ我慢しては失敗して“もうダメだ”とあきらめていた。
「やめれないのではなく、治す理由や方法を知らなかっただけじゃないか？」──そう気づいた瞬間でした。
それからは、脳科学や心理学、依存症のメカニズムを学びながら、
自分のギャンブルに対する感情や行動を“仕組み”として見直していきました。
最初は小さな習慣から。
行動パターンや感情のスイッチに気づき、対処法を整備する。我慢に頼らず仕組みを作る。
その積み重ねが、私の「ゆるやめ」の原点です。
そして今──脱出に成功し、貯金1000万円を達成
時間はかかりましたが、ギャンブル依存から抜け出し、借金もすべて返済。
生活と習慣を見直していく中で、気づけば貯金は1000万円を超えていました。
その後は自分の働き方も見直し、ホワイト大企業へ転職。
「整備できるのは機械だけじゃない」
──心や思考も、見直し次第で“いくらでも修復・改造”できる。
そう実感できた経験です。
ブログをなぜ書いたか
なぜブログを書いたのか
私は無事ギャンブル依存症から抜け出すことができましたが、心の奥では
「もっと早く知りたかった」
この気持ちが大きくありました。ではこの気持ちをどうするべきか？そこで思いついたのは昔の私に向かってメモを書くことでした。
そのあとさらにこう思いました。
「自分の苦しみが人の役に立てば無駄じゃない」
そして私は機械修理マニュアルのようにすることで役立つものに仕上がるのではないかと考え、ブログとして発信することにしました。（そこまでしっかり作れてないですけどね）
このブログは、どんな人に向けて書いているのか？
このブログ「ゆるやめ」は、こんな人に向けて発信しています。
- ギャンブルや依存から抜け出したいけど、何をすればいいかわからない人
- やめようとしたが、我慢が出来ずに諦めてしまった人
- 「なぜそうなるのか？」を論理的に知りたい人
- きつい思いをしたくない人
- 根性論ではなく、現実的な対処法や仕組みを求めている人
方法が分からない、我慢をしたくない人に向けて書いています。
私が伝えたいこと
私の発信は体験談に加えて、脳や心理の“仕組み”をベースにした「現実的な考え方」です。
- 「依存は意志の弱さじゃなく、仕組みの問題」
- 「感情は暴走する。でも、脳の回路を変えれば制御できる」
- 「失敗しても、また“立ち上がれる”仕組みにすればいい」
文章は少し長めですが、
読み終わったときに「なんだ、自分でもやれそうかも」と思ってもらえたらうれしいです。
ゆるく活動していく
やめるために「我慢我慢我慢…」それでは疲れ果ててしまいます。
そうではなく仕組みを作ることでゆるく活動しているだけで緩やかにやめていける。頑張るところはあるかもしれない、だけどそれは我慢ではなく「小さな活動」をすること。
そんな緩やかな道でもやめられることをこのブログで知ってもらい、体験して、やめるきっかけになってくれれば幸いです。
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